月刊「goodアフタヌーン」で連載中の「とつくにとうか幕末通訳森山栄之助」は、江戸時代に活躍した通詞(つうじ)森山栄之助の物語。 通詞とは、鎖国時代の日本の通訳者でございます。 (川合円「とつくにとうか幕末通訳森山栄之助」講談社アフタヌーンKC) 江戸時代の通訳「通詞」とは? 長崎に生まれた森山の家は代々オランダ通詞を務めていました。 鎖国時代の日本人にとって外国語と言えばオランダ語オンリーでしたが、幕末になってオランダ語では通じない異人がいる事にようやく気付き、英語が必要不可欠になって来たわけです。 黒船より以前から、日本の沿岸には多くの異国船の出没が激増してましてね。 森山栄之助が登場する…
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