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Channel: akのもろもろの話
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漫画/「未来の想い出」藤子・F・不二雄 感想

「藤子・F・不二雄生誕90周年記念出版」と銘打って、1991年に「ビックコミック」で連載されたSFファンタジーが新装版で発売されました。 (藤子・F・不二雄「未来の想い出」小学館ビックコミックスペシャル) 運命は決まっているのか?変えることができるのか!? アットホームな雰囲気のギャグ漫画で、殺伐とした要素は皆無で、家族で安心して見られるのが藤子不二雄作品。...

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漫画/「とつくにとうか 幕末通訳 森山栄之助」川合円 感想

月刊「goodアフタヌーン」で連載中の「とつくにとうか幕末通訳森山栄之助」は、江戸時代に活躍した通詞(つうじ)森山栄之助の物語。 通詞とは、鎖国時代の日本の通訳者でございます。 (川合円「とつくにとうか幕末通訳森山栄之助」講談社アフタヌーンKC) 江戸時代の通訳「通詞」とは? 長崎に生まれた森山の家は代々オランダ通詞を務めていました。...

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漫画/「エロスの種子」8巻 もんでんあきこ 感想

「エロスの種子」は2017年から連載中。コミックスは8巻まで刊行。 一話完結の連作集で人間の性愛と激情を描いた大人が読む漫画作品。 (もんでんあきこ「エロスの種子」8巻 集英社ヤングジャンプコミックスより)...

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漫画/「ダーウィン事変」6巻 うめざわしゅん ネタバレ

半分ヒトで半分チンパンジーのチャーリ―。 唯一無二のヒューマンジーと思いきや、謎だらけの弟オメラスの登場で事態は激変。 すべてはヒューマンジーの生みの親グロスマン博士に繋がっているはずと、かつて共同研究者だったサラ・ユアン博士から情報を聞き出す為4人はニューヨークへ向かう。 (うめざわしゅん「ダーウィン事変」6巻 講談社アフタヌーンKC)...

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漫画/「ファミレス行こ。」上巻 和山やま(ネタバレ)

「ファミレス行こ。」は、実写映画化もされた「カラオケ行こ!」の続編。 2020年より「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)にて不定期連載中。 「カラオケ行こ!」では中3だった岡聡美が上京して大学生になっている。 (和山やま「ファミレス行こ。」上巻 KADOKAWAビームコミックス) ご挨拶 皆さま 旧年中はたいへんお世話になりました 2024年も どうぞよろしくお願い申し上げます...

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漫画/「お別れホスピタル」沖田✕華 感想

「お別れホスピタル」はビックコミックスピリッツ(小学館)にて、2018年から月イチ連載。既刊10巻。 終末期病棟で働く看護師・辺見の目を通して人の死とは何かを問いかける作品。 (沖田✕華「お別れホスピタル」既刊10巻 小学館ビックコミックス) 誰にでも訪れる死を見守る終末期病棟 「人生100才時代」などと言われる日本人の平均寿命は、男性81,05才で女性87,09才です。...

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漫画/「菌と鉄」5巻 片山あやか(ネタバレ)

「菌と鉄」は別冊少年マガジン(講談社)にて、2021年から連載中。 人類の脳がキノコに寄生されたディストピアを舞台にした作品。 (片山あやか「菌と鉄」5巻 講談社コミックス) 表紙はラミ・バルガ。 (バルガ一族は殺人を好み殺人技術の高い遺伝子を持って生まれて来るため、「アミガサ」ではハンターとして飼われ研究対象にもなっていた)...

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「前髪の惣三郎」新選組の男色騒動 /司馬遼太郎 新選組血風録より

「新選組血風録」は司馬遼太郎が60年代に書いた傑作で、新選組を題材にした短編集です。 各話は、新選組に実在した人物あるいは架空の人物を主人公にした群像劇となっており、隊内に巻き起こるドラマに定番キャラの土方歳三や沖田総司が絡んでくる構成です。 司馬作品には土方歳三を主人公にした「燃えよ剣」という長編もありますが、「新撰組血風録」もまた面白いのです。...

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漫画/「松かげに憩う」4巻 雨瀬シオリ (ネタバレ)

幕末が舞台の「松かげに憩う」は吉田松陰と松下村塾の門下生たちの生き様を描いた歴史漫画。 松陰の死後、彼らは倒幕という巨大な目標に向かい、次々と歴史の波に身を投じていった。 (天瀬シオリ「松かげに憩う」4巻秋田書店ヤングチャンピオンコミックス) 高杉晋作と並び「松下村塾の双璧」と謳われた久坂玄瑞 この漫画のキモは「狂」なんですよね。...

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漫画/「だんドーン」2巻 泰三子 (ネタバレ)

川路正之進、後に「日本警察の父」と呼ばれた川路利長を主人公にした幕末コメディ。 「だんドーン」第2巻が出ましたよー! (泰三子「だんドーン」2巻 講談社モーニングKC) 表紙は薩摩藩の小松帯刀ですね。 小松帯刀は島津斉彬の急死後、27才にして薩摩藩家老に抜擢され、幕末から明治維新にかけて活躍しました。...

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漫画/「お別れホスピタル」11巻 沖田✕華 感想

終末期病棟の看護師の目を通して、人の死とは何かを問いかける「お別れホスピタル」。 11巻が出ましたので、しみじみと感想をしたためる次第です。 (沖田✖花「お別れホスピタル」小学館ビックコミックス) 主人公の辺見が勤務するのは病院の別館にある終末期病棟なんざんすが、ここにやって来るのはもう手の施しようのない回復の見込めない患者です。...

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漫画/「デリシャス・アンダーグラウンド~国際人材バンクより」原作 石井光太 漫画 杉本亜未(ネタバレ)

月刊コミックバンチ(新潮社)で2023年に連載された「デリシャス・アンダーグラウンド」 日本で働く外国人が増加する一方、外国人労働者トラブルも後を絶たない。 身近にいるのにあまり知らない外国人労働者問題を知恵と勇気と美味で解決する漫画。 (原作石井光太/漫画杉本亜未「デリシャス・アンダーグラウンド」既刊2巻) 入管の漫画なんて読むの初めてだから期待してたら打ち切りになりました まずはあらすじ。...

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漫画/「狼の娘」小玉ユキ (ネタバレ)

ある違和感を、ずっと抱えていた高校生の月菜 彼女は実は灰色狼 新たな出会いに導かれ、未知の世界に踏み出す青春ファンタジー 「月刊flowers」で連載中の「狼の娘」3巻が発売しました (小玉ユキ「狼の娘」既刊3巻 小学館フラワーコミックス)...

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漫画/「アンダーニンジャ」12巻 花沢健吾(ネタバレ) 

「アンダーニンジャ」は週刊ヤングマガジン(講談社)にて連載中。 現代日本で秘密裏に暗躍する忍者の死闘とユルユルの日常描写とシュールなギャグが素敵なアクション漫画。 2023年にアニメ化。コミックス12巻が発売しました。 (花沢健吾「アンダーニンジャ」12巻 講談社ヤンマガKC)...

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漫画/「クジャクのダンス、誰が見た?」浅見理都 4巻(ネタバレ)

元警察官の父を殺した犯人が逮捕され事件は解決したかに見えた。 しかし父の残した手紙には、この犯人は冤罪だと書かれていて・・・? じゃあ父を殺した犯人は誰? 「KISS」(講談社)で連載中のサスペンス漫画「クジャクのダンス、誰が見た?」4巻の感想を書いときますので粋でよろしく。 (浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」4巻講談社KCKISS)...

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漫画/「離婚しない男」大竹玲二 ネタバレ

妻の不倫を知り離婚したいけど娘の親権は欲しい夫。 しかし現実は「父親が子どもの親権を勝ち取れるのは1割!」と、親権を男親が取るのはほぼ不可能。 浮気された男が娘の親権を得るために戦う、親権争いコメディ。 (大竹玲二「離婚しない男」既刊3巻講談社ヤンマガKC)...

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漫画/好きな場面 ゴールデンカムイ 野田サトル 青い瞳と紡がれた運命

北海道の北にある樺太は、おもに島の南側にアイヌが、北側にはニヴフやウイルタといった別の民族が住んでいた。 北方領土の国後島や択捉島から点々と連なった千島列島にもアイヌは住んでいた。 樺太は1975年の千島樺太交換条約によって当時のロシア領となり、一部の樺太アイヌは北海道に移住をしたが、伝染病の流行などもあり、1905年に樺太の南側が日本領になると帰還してきた。...

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漫画/好きな場面 きのう何食べた? よしながふみ 涙涙の実家訪問

シロさんこと筧史郎とケンジこと矢吹賢二は、一緒に暮らすゲイ・カップルである。 ゲイである事を隠し弁護士として働く史郎は、スーツの似合うシュッとしたイケメンで、ゲイには見えないし年よりもずっと若く見えるから女性にはモテる。 仕事に生きがいは求めてないから、さっさと定時で帰宅し2人分の夕食を作るのが史郎の楽しみ。...

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アンゴルモア元寇合戦記 博多編 第9巻 感想(ネタバレ) 神風はなかったけど鎌倉武士は奮闘した

皆さま、どうも。 ご無沙汰しております。 しばらく留守にしておりましたが、久し振りにはてなブログを開きましたよ。 3月26日に発売した、あたくしの大好きな漫画「アンゴルモア元寇合戦記博多編」9巻の感想をそこはかとなく書いておきますので、よろしく哀愁。 さて、世界最強蒙古軍団が日本に襲来した文永の役も終盤。 博多に押し寄せた蒙古軍2万を相手に、鎌倉武士よくぞ戦ったものです。...

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アンゴルモア元寇合戦記博多編 感想 元寇と鎌倉武士

www.akirainhope.com 元寇は鎌倉時代の1274年及び1281年に、2度に渡り行われたモンゴル帝国の日本侵攻だ。 1度目を文永の役、2度目を弘安の役というが、漫画「アンゴルモア元寇合戦記」と続編である「 博多編」で描かれているのが文永の役である。 文永11年(1274年)10月。...

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だんドーン 第3巻 泰三子 感想 (ネタバレ) 薩摩の謎とコメディと歴史の融合

薩摩のへんな風習が可笑しい(&下ネタがひどい)「だんドーン」なんですが、俺的にはコメディ路線が鼻につくんだよねー。 なんぞと思うていましたが、だんだん面白くなってきまして、心嬉しい限りですよ。 (前巻の感想はコチラ) www.akirainhope.com...

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劇光仮面 第5巻 山口貴由 感想(ネタバレ)人龍とは何だったのか?哀愁漂う怪人の物語

「 劇光仮面」5巻の感想です。 主人公・実相寺二矢(じっそうじおとや)が劇光する「空気軍神ミカドヴェヒター」ですが、4巻でフォームチェンジっぽいのが登場しましたねえ。 ミカドヴェヒター「漆黒」 ミカドヴェヒターの夜間迷彩仕様。 日本兵がモチーフのミカドヴェヒターですが、黒になったらスタイリッシュでいいやん。ダースベイダーに近づいたかな。...

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竜馬がゆく 第8巻 感想(ネタバレ) 土佐は故郷と呼ぶには冷たすぎる 原作 司馬遼太郎 漫画 鈴ノ木ユウ

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を鈴ノ木ユウ氏がコミカライズしてて「週刊文春」で連載してるのですが、8巻が出ましたので感想をしたためる次第です。 坂本竜馬って大器晩成な人ですよね。 子ども時代の話はひ弱でいつも泣いて帰って来たとか、12才までおねしょをしていたとか、塾に入れても全然勉強が出来ないんで先生が「この子には教えられん」と家まで断りに来たとか、序盤は愚童エピソードで仰天です。...

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映画/碁盤斬り 感想 時代劇愛好者の悲喜交々

柳田格之進(草彅剛) 浪人。囲碁の名人 お絹(清原果那) 格之進の娘 萬屋源兵衛(國村隼) 大店の旦那 弥吉(中川大志) 顔がいいだけの萬屋の手代 身に覚えのない罪を着せられ故郷の彦根藩を追われた柳田格之進は江戸で浪人となり、娘のお絹と2人絵に描いたような貧乏長屋で暮らしています。...

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ヒストリエ 12巻 感想(ネタバレ)岩明均 フィリッポス王の暗殺

2003年から月刊アフタヌーンで連載している岩明均の「ヒストリエ」は世界史の超有名人「アレクサンドロス大王」の、書記官のエウメネス(知ってる?)の波乱万丈な人生を描く歴史漫画でありまして。 チョー遅筆ゆえに絶対完結しないと巷で言われてる「ヒストリエ」12巻が出ました。めでたい。 思えば11巻が発売したのは2019年7月でしたから、ほぼ5年振りか~(遠い目)...

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七夕の国 岩明均 感想(ネタバレ)七夕の国という異世界の恐怖

5年振りに「ヒストリエ」の新刊が発売しましたが、岩明先生は長期休載に入ってしまったんですね。 ちなみに「ヒストリエ」12巻の感想はコチラです。 お暇がありましたらお読みくださいませ。 www.akirainhope.com さて「七夕の国」は「寄生獣」の後に描かれた作品なんですが、「寄生獣」人気の影に埋もれてしまったのか、作品自体はそこはかとなく控えめな印象ですよね。...

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風の抄 柳生秘帖 感想 谷口ジロー 原作古山寛 柳生十兵衛の孤高な挑戦

あてくしコロナに罹り8月はずっと体調不良だったざんす。(;´д`)トホホ ようやく癒えて来たので久々にマイブログを開きまして、とりあえずはリハビリがてら今kindle unlimitedで読める、谷口ジローさんの「風の抄 柳生秘帖」の感想でも書いてみるべ。 それにしてもコロナはヤバイのお。 もう1ヶ月もたつのにまだ咳が治まらぬ。 二度と罹りたくないので外出はマスク必須ですがな。...

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竜馬がゆく 第9巻 感想(ネタバレ)丸亀から長州へ竜馬の旅は人との出会いと己を知る旅 原作司馬遼太郎 漫画鈴ノ木ユウ

武市半平太が構想する土佐郷士三百人で作る「土佐勤王党」。 そこから土佐の藩論を勤王倒幕へまとめたい武市ですが、目の上のたんこぶは藩の重鎮でありバキバキの佐幕派「吉田東洋」ざんす。 前巻の感想はコチラです↓ www.akirainhope.com 「吉田東洋を斬る」!! と、土佐郷士・那須信吾は思いつめた顔で告りましたな。...

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さよならミニスカート 第3巻 5年振りの新刊 牧野あおい 感想

もう出ないんじゃないかと思ったくらい休載期間が長かった「さよならミニスカート」の第3巻が出ました。 作者さま体調不良との事で5年ぶりの新刊なんですと。 この作品は集英社の少女漫画雑誌「りぼん」の連載でして。 「りぼん」の読者層ってのは小学校高学年の女の子と言われてますから、なんかもう絵柄が可愛いいのよ。目とかパッチリで。オホホ...

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だんドーン 久坂玄瑞が水も滴る美少年なので思わず吹いた第5巻 感想 泰三子

漫画に限らず小説でもドラマでも、歴史物は話を面白くする為に史実にオリジナルの創作を足すわけです。 しかるにやり過ぎれば歴史を知らないと侮られる事もありますので、これはさじ加減が難しい所です。 面白い資料だけ股に掛けるのも浅薄に見えてよくありません。...

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